アメリカ・カルフォルニア州在住のアレックス・ノーデルマン氏は、デジタルマーケティング業の傍らで独自に収集した情報をまとめてウェブサイトに公開している。その内容はライフハックからオカルト情報まで多岐にわたるのだが、この度、2016年に世界で起こる10のことを、サイキックが予言したとしてその内容を掲載した。早速、その注目の内容を見ていこう。
1.厳冬となる
まず、この冬は厳しい寒さに見舞われるようだ。2013年末から2014年にかけて、北米ではナイアガラの滝が凍るほどの大寒波が発生し、多数の死者が出たが、それに匹敵するものが再び北米を襲うという。今冬はエルニーニョ現象の余波の影響もあるため、極端な気候になる可能性は十分にあるだろう。
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2.月面着陸の秘密が明らかにされる
最近では中国やロシアが2020年代に月面探査を行うと表明し、盛り上がっている月面探査。その金字塔であるアポロ計画は、捏造されたものであるという陰謀論があるが、当時の関係者が臨終に至り、アポロ計画の秘密を告白するという。果たして新事実は出てくるのだろうか。
3.ロシアがウクライナに本格侵攻
2014年に発生したクリミア危機。ロシアはクリミア自治共和国とセヴァストポリ市の編入を進めたが、欧米各国はそれに反発している。そのロシアが、クリミア半島だけではなくウクライナへ全面的に侵攻することが見込まれているようだ。シリア情勢をめぐって周辺国との対立を深めているロシアであるが、さらなる行動に出るのだろうか。
4.経済の不安定化
世界経済はなおも波乱含みの予想だ。物価は上昇を続け、原油価格は激しく上下動した後、最低価格を更新するという。また、銀の価格は上昇するものの、金の価格は下落し続けるそうだ。2015年12月、アメリカの経済状況は順調で、FRBが利上げを決定したが、それに水を差すことになるのかもしれない。
5.アメリカの対キューバ禁輸措置が解除される
2015年7月、アメリカとキューバは国交正常化を果たしたが、まだ両国間には禁輸措置が残っている。これが来年には全面解除されるという。禁輸措置が終わればメジャーリーグにキューバの選手も参加できるようになり、玉突き的に日本球界にも影響があるかもしれない。
6.朝鮮半島の統一
北朝鮮の最高指導者である金正恩氏が、官僚組織により失脚させられ、朝鮮半島が統一するという。そして1989年に統一したドイツの様に、経済的な成功を収める見通しであるようだ。ちなみに、東西ドイツが統一した際には、経済格差による混乱が生じ、長期にわたって不景気に見舞われている。
7.大統領選はヒラリー・クリントンの勝利
2016年に行われるアメリカ大統領選。民主党のヒラリー・クリントン氏が、共和党のジェブ・ブッシュ氏を下し、当選する。1992年にビル・クリントン氏が父ブッシュに勝利したものの再現になるという。現在、物議を呼ぶ過激な発言を繰り返し、無視できない存在感を示しているドナルド・トランプ氏は、予備選挙を勝ち抜くことができないようだ。
8.「イスラム国」は壊滅する
旧約聖書の一節を引用し、その壊滅が予言されている。
「よこしまな人、悪しき人は偽りの言葉をもって行きめぐり、目でめくばせし、足で踏み鳴らし、指で示し、よこしまな心をもって悪を計り、絶えず争いをおこす。それゆえ、災は、にわかに彼に臨み、たちまちにして打ち敗られ、助かることはない」(箴言 6.12-15)
聖書を読み解いた予言としては、1995年のラビン首相の暗殺を予言した「聖書の暗号」があるが、それとはまた違った方法のようだ。
9.テレビの進化
テレビは現在のタブレットPC等のように、タッチスクリーンに変化するという。さらに非常に薄型で、両面にディスプレイがあり、テレビの両側で異なる番組を見ることができる。ただ、これはLGエレクトロニクスが展示会で発表したものを受けているようで、予言というほどのものでもないようだ。
10.日本を巨大地震が襲う
日本の北部において巨大な地震が発生し、何千人もの避難者が出るという。北部というと、北海道や東北地方が候補として考えられるが、実際に東北沖ではすでにプレートが2011年の東日本大震災前の状態に戻っていると言われており、その可能性は十分にある。震災から5年、日本を再び大きな災害を襲うのだろうか……。
今年はアメリカ大統領選をはじめ、日本でも参議院選、台湾では総統選があるなど、世界情勢に大きな変動が起こる可能性がある年だ。今回の予言には地震や朝鮮半島の統一など、日本にも大きな影響が出るであろう内容がいくつか含まれているが、果たしてこの予言の行く末はいかに。
※画像は、「cbsnews」より引用」