『ジャニーズカウントダウンコンサート2015-2016』が、大みそかから元日にかけて東京ドームで開催された。1997年以来毎年行われている年越しライブでは、2年ぶりにフジテレビ系での生中継も復活。嵐が09年以来6年ぶりに司会を務め、東山紀之を筆頭にTOKIO、KinKi Kids、タッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、中山優馬、ジャニーズWESTら総勢114人が一夜限りの夢の共演を果たした。
今回はサプライズで佐藤アツヒロ、屋良朝幸、内博貴も加わり、『ジャニーズスペシャルメドレー』と題したグループ入り乱れてのコラボも披露。『ジャニーズグループチェンジメドレー』では、各界を代表する“チャンピオン”に扮した関ジャニ∞が「Cha-Cha-Cha チャンピオン」(Sexy Zoneカバー)で爆笑をさらった。京セラドーム大阪でコンサート中のHey!Say!JUMPは中継をつなぎ、来年の干支・申(さる)にちなみ、サル耳をつけて「ズンドコパラダイス」(ジャニーズWESTカバー)をキュートにパフォーマンス。
このほかA.B.C-Zは「MUSIC FOR THE PEOPLE」(V6)を得意のアクロバットで魅了。タッキー&翼は「雨のMelody」(KinKi Kids)、KinKi Kidsが「夢物語」(タッキー&翼)、NEWSが「Monster」(嵐)、嵐が「NEWSニッポン」(NEWS)と楽曲を交換するなどレアな組み合わせを連発したほか、KAT-TUN10周年メドレーやKinKi Kidsメドレーも展開した。
今回は特別に、事前に募集された視聴者アンケートを実施。『初夢2ショット』と題し、普段はなかなか見ることのできないグループを超えた2ショットが実現した。3位の松本潤と松本の完コピを得意とする河合郁人は「WISH」(嵐)を披露し、双子のようなキレキレダンス。番外編として6年ぶりに山下智久×亀梨和也による“修二と彰”が復活し「青春アミーゴ」を歌唱した。
2位はプライベートでも親交の深い大倉忠義と北山宏光が「アイノビート」(Kis-My-Ft2)と「ズッコケ男道」(関ジャニ∞)を歌い、ステージ上でじゃれあった。大倉は「北山くんと10年友達で、一緒に仕事できてうれしい」と喜び、北山は「なかなか大倉からメールが返ってこなくて雑誌でやり取りしてたらこんな形になりました」と満足げ。
そして1位はジャニーズJr.時代に人気を二分した“東の滝沢”こと滝沢秀明と“西のすばる”こと渋谷すばる。Jr時代を彷彿とさせるさわやかなダンスとTシャツ姿で「明日に向かって」(嵐)を歌唱すると、黄色い歓声が響き渡った。滝沢は「20代の頃にやりたかったね!」とくすぐったそうに照れ笑いし、渋谷も「そうですね」とはにかんでいた。
■『初夢2ショット』