エアバスA380
共同通信社

 ANAホールディングスが欧州航空機大手エアバスの超大型機「A380」を3機導入する方向で調整していることが1日分かった。実現すれば国内航空会社では初めてで、定価ベースでは1500億円規模になる。

 世界最大の旅客機であるA380は総2階建てで、500席を超える座席が設定できる。ANAは今後の成長が期待できる国際線の拡大に力を入れており、大きな航空需要が見込めるハワイ線などに就航させる可能性が高い。

 A380による大量輸送により1人当たりの輸送コストを引き下げ、日本航空などに対抗する考えだ。

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