ベテランの役所広司“投手”がアメリカ挑戦――。大和ハウス工業は1月2日から、役所が日本からアメリカへ活躍の場を拡げる伝説のプロ野球投手を、その若かりし頃を松坂桃李が演じる新CM「アメリカでも」篇を全国でオンエア開始する。
大和ハウスは、米国市場で分譲住宅供給などの事業を1976年からスタートしているが、さらなる事業拡大を目指しており、今回2016年の第1弾のCMで役所演じる熱きベテランプロ野球投手が渡米して新たな勝負をかける姿に、大和ハウスのアメリカ進出を重ね合わせ、力強く伝えるというコンセプトだ。役所、松坂のほかに小林薫(監督役)、高木豊(野球解説者役)、山本昌(引退する本人役)が出演。役所、小林、松坂の3人は野球選手・監督の役は初挑戦だったが、投球シーンやロッカールームでの会話など臨場感あふれるシーンは見ものだ。また、山本昌は引退後初CM。映画を見ているかの如く印象深いシーンが続く。
ちなみに、このCMで役所は左投げの設定だが、本来は右利き。CM監督の「投手は左投手が似合う」というムチャぶりに応えたそうだ。
☆「アメリカでも」篇ストーリー
ロッカールームに一人残る現役最年長の役所投手、チームの監督も引き際を心配し声をかける。馴染みの小料理屋さんでつけたテレビのスポーツ番組では、役所投手の全盛期の活躍を伝えつつ、引退をささやいていた。逆に球界で活躍していた投手の引退会見では、「役所投手は60歳まで投げて欲しい!」とメッセージも。そして、役所投手はアメリカへの挑戦を決意するのだった――。