大宮アルディージャは1日、ジェフユナイテッド千葉からスロヴェニア代表FWネイツ・ペチュニクを完全移籍で獲得したと発表した。
現在29歳のペチュニクは、母国のプブリクムでデビューした後、チェコ、ポルトガル、ロシア、イングランド、セルビアを渡り歩き、2014年12月に千葉に加入。今季はJ2で39試合に出場し、得点ランク6位の14ゴールを記録した。
同選手は、クラブ公式サイトを通じて、「この度、大宮アルディージャに加入できることを幸せに思っています。3年前、同じスロヴェニア人であるベルデニック監督、ズラタン選手、ノヴァコヴィッチ選手がともに所属しており、Jリーグで最初に応援したチームが大宮アルディージャでしたので、このクラブでプレーできることはとてもうれしいです。自分自身、J1での新たなチャレンジが楽しみですし、大宮は良いチームなのできっと素晴らしいシーズンになると期待しています。チームの躍進のためにベストを尽くし、ファン・サポーターの皆さんに楽しんで頂けるシーズンにできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
また、千葉の公式サイトでは、「ジェフ千葉に残り、もう一度J1昇格を賭けて戦いたい、とも思っていましたので、チームを離れることは非常に残念です。サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ビッグクラブのジェフ千葉の一員として戦えることを、いつも誇りに思っていましたので、昇格できなかったことは本当に悔しいです。2016年シーズンは必ず昇格することを信じています。選手、スタッフ、チームに関わるすべての方々の幸運を祈っています。最後に、改めて、サポーターの皆さんには心より感謝しています。ありがとうございました」と感謝を示した。
なお、千葉は同日にECヴィトーリア(ブラジル)から30歳FWエウトンを獲得したことを発表。同選手は、「今回はジェフユナイテッド千葉からオファーをいただき感謝してます。J1昇格がクラブの悲願だと聞いています。より多くのゴールをクラブとサポーターに捧げられるように努力します」とコメントした。