2015年3月、米ニューヨークで開かれたイベントで歌うナタリー・コールさん(ロイター=共同)
共同通信社

 【ロサンゼルス共同】米有名ジャズ歌手の故ナット・キング・コールさんの娘で、グラミー賞歌手のナタリー・コールさんが昨年12月31日、ロサンゼルスの病院で心臓疾患などのため死去した。65歳だった。米メディアが1日伝えた。

 コールさんは1950年に生まれ、75年のデビュー曲「ジス・ウィル・ビー」が大ヒット。グラミー賞の最優秀新人賞などを受賞し、張りのある歌声でスターダムを駆け上がった。

 65年に死去した父の曲をカバーした91年のアルバム「アンフォゲッタブル」で、1年以上にわたり米ビルボード誌のアルバムチャートにランクインし、グラミー賞の複数部門を受賞した。