「ロケット軍」に改称 中国、機構改革を推進
【北京共同】1日の新華社電によると、中国人民解放軍は第2砲兵部隊(戦略ミサイル部隊)を「ロケット軍」に改称し、新たに「戦略支援部隊」と「陸軍指導機構」を創設した。習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は12月31日の創設式に出席して「全面的に軍改革を進め、断固として中国の特色ある強い軍(建設)の道を歩まなければならない」と述べた。
中国は昨年11月に人民解放軍の大規模改革方針を発表。軍のスリム化とともに「統合作戦指揮」体制を確立させることで、共産党による軍統制強化を進めている。