<第2回京都グリーン杯>◇2日◇決勝◇麻雀スタジオ
村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)が実力派ぞろいの戦いを制し、2016年の初優勝を果たした。
決勝は、藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長・前最強位)、加藤哲郎(元プロ野球選手)、村上、鈴木たろうプロ(日本プロ麻雀協会)という顔触れになったが、東1局から上がり好スタートを切ると、道中で鈴木に一時トップを譲るものの、ラス前の南3局1本場で満貫を上がり再逆転。そのままリードを守りきり、新春初優勝を成し遂げた。序盤リードしつつも追いつかれた展開にも「強い人ばかりだと、必ず追いつかれるもの。だれかが(追いついて)来るから、もう1回上がればいい」と冷静だった。新年の抱負には「1個はタイトルを取りたい」と語った。最終成績は村上4万4200点、鈴木3万7300点、加藤2万1400点、藤田1万6100点。
◆京都グリーン杯 麻雀プロでもある津田岳宏弁護士が設立した「京都グリーン法律事務所」が主催、雀サクッ・アート企画・アルバンが協賛する賞金付きタイトル。8選手が予選2組に分かれ、半荘2回で対戦。上位2人が決勝に進み、半荘1回で優勝者を決定する。優勝者に賞金20万円が贈られるほか、対局中に満貫以上の上がれば1万円が贈られる独特のルール。参加選手は以下のとおり。
本郷奏多(俳優)、藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長・前最強位)、及川奈央(女優)、加藤哲郎(元プロ野球選手)、村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)、ASAPIN(初代天鳳位)、友添敏之(最高位戦日本プロ麻雀協会)
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