3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節でバレンシアとレアル・マドリードが対戦し、2-2の引き分けに終わった。バレンシアの本拠地メスタージャに集まった観衆は、11年前にチームをけん引したラファエル・ベニテス監督に感謝の意を示した。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。
メスタージャでは、現在レアル・マドリードを指揮するベニテス監督に対して、大きな横断幕が張られ、そこには「ラファ、僕たちに人生最高の数年間をプレゼントしてくれてありがとう」と書かれていた。
同監督がメスタージャに帰還したのは、退団してから11年で初めてのこと。ベニテス監督は2001-02シーズンからの3年間で、2度のリーガ優勝、そしてUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)をもたらした。特に03-04シーズンにはリーガとUEFAカップの2冠を達成し、バレンシアのクラブ史上最も成功したシーズンとなった。
レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウではマドリディスタ(レアル・サポーター)から常に批判にさらされているベニテス監督だが、古巣バレンシアのファンからは多くの愛情を受けている。