4日発売のマンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)2号に掲載されているマンガ「釣りバカ日誌」に、「モーニング」(講談社)で連載中の「会長 島耕作」の主人公・島耕作がゲストとして登場している。2015年11月発売の「モーニング」50号に掲載された「会長 島耕作」に「釣りバカ日誌」の主人公でハマちゃんこと浜崎伝助がゲストとして登場したことも話題になったが、再び出版社の枠を超えた豪華コラボが実現した。
【写真】「会長 島耕作」に“釣りバカ”のハマちゃんが登場 衝撃のシーン
コラボ企画は昨年10月21日に発売された「釣りバカ日誌特別入門編〜浜崎(ハマ)ちゃんは何故ヒーローなのか?〜」(小学館)に収録された両作の作者による鼎談(ていだん)をきっかけに実現。「釣りバカ日誌」の第872話「サラリーマンの星、登場!!」には、扉絵に大きく島耕作が描かれている。
「釣りバカ日誌」は、やまさき十三さん原作、北見けんいちさん作画のマンガ。奇跡的に大手建設会社に就職した“釣りバカ”のハマちゃんが、自分が勤める会社の社長と気づかずにスーさんこと鈴木一之助と釣りを通して親しくなり、さまざまな珍騒動を引き起こす姿が描かれている。
「島耕作」シリーズは、1983年に「課長 島耕作」というタイトルで連載がスタートした。作者の弘兼憲史さんがかつて勤務したパナソニック(旧・松下電器産業)をモデルにした大手家電メーカー・初芝電器産業に勤める島耕作が、社内の派閥抗争とは距離を置きながら出世するなど団塊世代の“あこがれ”が描かれている。