奥手男子は、やっと告白する勇気を持ってくれても、その告白の仕方も超奥手。奥手すぎて、全然こっちに手が届いてないから、「それって、結局、言われた私はどうしたらいいんでしょう? 返事とか、必要なの?」みたいな感じになっちゃうことも。
最悪の場合、カレは告白したつもりなのにあなたが気づいてないせいで、カレは振られたと思っちゃうかも?
こんな意味不明な展開は避けたいので、今回はそんな奥手男子のさりげなさすぎる告白方法についてお勉強しておきましょう。
そこで今回は、20代男子30人に「『一応これが告白です』なセリフ」について聞いてみました。
1.「好き……かも」
「『かも』ってつけちゃう。言い切るのはめちゃくちゃ勇気いるんだよ(笑)? 『好き』って言うのと、『好きかも』って言うのとでは、難易度が倍違う」(出版/25才)
うわー、あるわー(笑)。男子ってなんで「かも」ってつけちゃうんでしょうね。「え、じゃあ好きじゃないかもしれないってことね?
まだ自分でもわかってないんだ」みたいな気持ちになっちゃいます。こんなんじゃ、普通返事なんてできないですよね(笑)。
「『付き合ってください』ってのじゃなくて、『友達以上に……』みたいな言い方はしがちです。これで気づいてくれ(笑)!」(大学生/21才)
これだと、「友達よりは特別だけど、まだカップルじゃないみたいな、とりあえず交際前提の関係みたいな感じになりたいのかな?」みたいに思っちゃいますよね、普通。
友達以上恋人未満、的な。でもまあ、奥手男子がここまで言ってくれたら、それは「付き合って」ってことなんだなって思ってあげましょう。
「自分が『好き』って言うんじゃなくて、相手に聞くスタイルです自分は」(ウェブ系/24才)そのスタイル、ダメです(笑)。自分が気持ちを言う前に相手の気持ちを聞くなんてかなりヒキョー。
しかも、それを聞いて、「そっか」とかで終わったら、いったいなんの時間だったのか! 私だけ告白させられただけじゃん(笑)。
「『好き』ってセリフはかなりハードルが高いから、『気になってます』ってフレーズでいきがち。これなら多少は言いやすいんで……」(公務員/25才)
そうでしょうね……。だって「好き」と「気になってる」は全然意味が違うし……。気持ちをストレートに伝えるのが苦手な男子にとっては、「気になってる」って言うのと「好き」って言うのとは同じ意味なのかもですね。
「真剣であれば真剣であるほど、笑っちゃう。『付き合っちゃう的な?』って感じで告白してしまって、付き合ったあとに彼女にチクチク『あの告白はヒドいよ』って言われ続けたことはあります」(フリーター/26才)
そりゃ言うでしょうね(笑)。私も絶対に言います。どれだけ緊張しても、へらへらしたらなんか馬鹿にされてるみたいでやっぱり気分よくないですもんね。この男子の場合は、一応オッケーもらったからよかったけど。
どうでしたか? この感じだと、ストレートに「好きです。付き合ってください」ってフレーズで告白してもらうのはあんまり期待できないのかもしれませんね、今の男子には。「いろんな告白があるんだなー」って思っておいて、男子からの告白を聞き逃さないようにしましょう。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)