【ニューヨーク共同】年明け4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、世界経済への先行き不透明感などを背景に大幅続落し、前年末と比べた下げ幅が一時460ドルを超え、昨年10月半ば以来約3カ月ぶりに節目の1万7000ドルを割り込んだ。
午前10時現在は373・34ドル安の1万7051・69ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は123・12ポイント安の4884・29。この日はアジアと欧州の株価も下落し、世界の株式市場は波乱のスタートとなった。
中東情勢の緊迫化懸念や、中国経済減速への警戒感により売り注文が広がった。