AKB48の岩田華怜(17)が5日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた春風亭小朝プロデュース『イヴはアダムの肋骨』の昼公演でグループからの卒業を発表した。卒業時期は未定。
同公演の最後に岩田は「私、岩田華怜はAKB48を卒業します」と報告。泣き崩れるメンバーがいるなか、舞台女優を志望している岩田は、芝居の勉強に専念すると説明した。
終演後、自身のツイッターでも「卒業発表させていただきました。突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい」と報告。「前向きな卒業なので、最後まで応援して頂けたら嬉しいです!また夜、ゆっくり今の気持ちを書きます」と綴った。このあと夜公演にも出演する。
元日には自身のGoogle+で「ことしは色んな意味で激動の年にしたいですし、確実に前に進める年にできたらいいなって思ってます!」と宣言していたとおり、新年早々、大きな決断を下した。
宮城県仙台市出身。2011年3月には実家で東日本大震災の被害を受け、避難所生活を送った岩田は、同年4月にAKB48に12期研究生として加入。翌12年8月からはNHK総合で被災地支援番組『カレンの復興カレンダー』のナビゲーターを担当、同局のチャリティーソング「花は咲く」にも参加した。14年2月の大組閣では、SKE48移籍が発表されたが、家庭や進学などの都合でAKB48に残留していた。