【ジュネーブ共同】ジュネーブに本部を置き、ジャーナリストからなる非政府組織(NGO)「プレス・エンブレム・キャンペーン」(PEC)は4日、2015年に内戦中のシリアなど33カ国・地域で少なくとも135人のジャーナリストが殺害されたと発表した。

 PECによると、135人には同年1月にシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に殺害されたとされる後藤健二さんも含まれている。

 14年の138人に比べ3人減ったが、依然として多くの記者らが犠牲になる状況が続いている。PECは「今年も(記者らが殺害される)リスクは非常に高い」と警告している。