安全保障関連法に反対する集会で、国会に向かいメッセージを掲げる人=4日午後、東京・永田町
共同通信社

 安全保障関連法の廃止を求める市民団体が4日、通常国会の召集に合わせて国会前で集会を開き、「安倍政権の暴走を止めよう」と訴え、参院選での野党共闘を求めた。安倍晋三首相が年頭の記者会見で、参院選の争点として憲法改正を掲げる考えを示したことに反発する声も上がった。

 主催した「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」によると、約3800人が参加。「戦争法廃止」「打倒!安倍政権」と書かれたプラカードを掲げ、国会議事堂に向け「憲法壊す総理は要らない」「野党は共闘」とコールを繰り返した。