あなたは「言霊(ことだま)」を信じますか? 言葉には力があって、希望を口にすればそれが現実に起こってくれて、反対に悪いことを口にするとそれも現実に起こってしまうということです。実際に経験したことはなくても信じているという人もいるでしょう。今回は、働く男性が見聞きした「言霊」にまつわるエピソードを教えてもらいました。
・「目標を言うことで結果を引き寄せる」(39歳/商社・卸/クリエイティブ職)
・「有言実行して生きてきたら、山の手の広い家と、普通の家なら買える高級外車を手に入れてました」(39歳/その他/その他)
誰にでも、夢があるでしょう。その夢を心に秘めておくだけじゃなくて、周囲に宣言したり常に口に出すようにしていると、いつの間にかその目標に達していることがあるものです。社会人になると特に、人との関わりが大切です。どんな仕事も周囲とのつながりがあってこそ。普段から自分の夢や目標を口に出すことで、まわりの協力を得やすくなります。そうすると、独りで誰にも告げずに密かに活動するよりも、効率的に加速度的に夢が実現するようになるのです。
・「大切な人から『体調崩さないようにがんばってね』と言われたとき、それまで体調が芳しくなかったのに体調が回復したことがあった」(34歳/学校・教育関連/専門職)
・「感謝の言葉をかけられたとき」(38歳/情報・IT/その他)
言霊を実感しやすいのが、病気などで弱っているときです。子どもの頃、親に「痛いの痛いの飛んで行けー」をしてもらうと、転んだ傷の痛さが弱まった気がしませんでしたか? 病気で寝込んだとき、お腹が痛いときなど、たった一人で寝込んでいるよりも、誰かに言葉をかけてもらうほうが治りが早いですよね。これはきっと、声をかける人の気持ちが伝わるからでしょう。知り合いが入院したとか落ち込んでいるときには、遠くから心配しているよりも、お見舞いに行ったり「大丈夫?」と声をかける方が、早く良くなるでしょう。
・「『出会いがないかな』と言っていると出会った」(37歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「後ろ向きなことを言わなければ元気になれること」(33歳/電機/その他)
言霊を信じていれば、普段の行動が変わってきます。夢とか目標とかいう大きなことじゃなくても、できるだけ明るい言葉を口にするように気を付けているだけで、人生は少しずつ好転し始めることでしょう。「出会いがないんだよね~」と口癖にするよりも、「出会いはきっとある!」と言った方が自分が元気になれて魅力的になれるものです。どんな出来事でも、自分の捉え方次第でいいことにも悪いことにもなります。どうせならいいことを口にして、いい方向に導きましょう。
いかがでしたか。言霊自体を知らないという人もいましたが、こういった古くからの教えのようなものはばかにできないものです。ネガティブな気持ちになったときこそ、口では無理してでも明るい言葉を使ってみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)
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※マイナビウーマン調べ(2015年12月にWebアンケート。有効回答数411件。22~39歳の社会人男性)