5日、FIFA(国際サッカー連盟)がジェローム・ヴァルケ事務局長に9年間の職務停止処分を下そうと画策していることが明らかになった。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在55歳のヴァルケ事務局長は、ワールドカップのチケットを額面価格より高額で販売し利益を得ていたとして告発されていた。また、2010年と2014年ワールドカップ開催地選定の際に多額の金銭授受があった疑いがかけられている。
同事務局長は、昨年9月から職務停止処分を受けていたものの、5日に停止期間が満了。倫理委員会は45日間の期限延長を要求していたという。
なお、汚職疑惑でヴァルケ事務局長と同時に職務停止処分を受けたゼップ・ブラッター会長とミシェル・プラティニ副会長には、昨年12月に8年間の活動停止処分と罰金処分が言い渡されている。