トレンドの服を着る、新しい服を着る、そうすればおしゃれ?
30歳超えても「キレイ!」な人と、そうじゃない人を分ける5つの注意点
大人の女性なら、素敵に見える服選びがそれほど簡単ではないことはお分かりでしょう。
若い服は似合わないし、落ち着いた服だと老けてみえる…何を着てもおしゃれにみえない、そんな悩みが出てくるのが30代。
15年に渡り、3万人以上の女性を指南してきたカラープロデューサーの今井 志保子さんは、「服を選ぶ基準が、あなたに似合うか否かよりも、“好き嫌い”や流行っているかなど“情報”を優先してしまうため、その結果、“あなた”と“洋服”に違和感が生じ、おしゃれに見えなくなるのです。あなたに似合う服=個性や魅力を活かし引き立てる服を選ぶべき」と話します。
今井さんは元 (株)サザビー(現・サザビーリーグ)、「アガット」のスーパープレスとして活躍した後、2000年に独立し、カラープロデューサーに転身、著書「おしゃれが苦手、センスがなくても大丈夫! わたしに似合う「美人服」の見つけ方」を上梓しました。
似合う服はやみくもに探しても見つかりません。
今井さんのメソッドは肌の色みと顔立ちから相性のよい色とデザインを選ぶ方法。
それでは今井さんの新著から、それぞれの“美人服”を見つける方法をお伝えします!
あなたはどっちのタイプ? 肌の色みをチェック!
似合う色は肌の色みが教えてくれます。
「同じ色みを持った“色×色”なら互いに調和し、引き立て、まるであなたの一部のようになじみますが、異なる色みでは相性の悪さからなじまず、色だけ浮いて見えたり、肌をくすませ不健康で老けた印象にさえも見えたりするのです」(今井さん)。
〝肌の色み〞と〝同じ色みが含まれた色〞をそろえることが基本ルール。そんな肌の色みは、大きく2つのタイプに分けることができます。
ひとつは、“黄〜オレンジ” の色みを含んだ「ゴールドタイプ」。
もうひとつは、“青〜赤紫” の色みを含んだ「プラチナタイプ」。
判断がつかない場合は、手のひらの血色が、黄~オレンジっぽい色(ゴールド)、またはピンク~赤紫っぽい血色(プラチナ)なのかで判断してみてください。
似合う色×デザインで美人服が分かる!
デザインは「顔立ち」で選ぶ!
似合うデザイン(形)は、顔立ちや輪郭、また、目、鼻、口など顔のパーツの形によって決まります。
ひとつは、各パーツの形が“曲線系”の「フェミニンタイプ」(フリル、ドレープ、フレアスカートなど)。
もうひとつは、“直線系”の「クールタイプ」(Vネック、ステンカラーシャツ、ペンシルスカートなど)です。
「宝塚歌劇団の「娘役」と「男役」の顔立ちを思い浮かべていただくのがいいですね。娘役は、輪郭や目鼻の形がやわらかな曲線系のフェミニンタイプに対し、男役は、各パーツが直線系でキリッとしているクールタイプです」(今井さん)。
似合う色×デザインで美人服が分かる!
肌のタイプと顔立ちから、似合う服を知っていきましょう。
あなたはどのタイプですか?
ゴールド×フェミニンタイプ
色とデザインで大人かわいい雰囲気を目指します。似合う色はピーチピンク、オレンジレッド、リーフグリーンなど、暖かい日差しや可憐に咲く花々、新緑や新鮮な果実を連想させる明るい色、みずみずしい色がより似合います。定番色はオフ白やベージュ。
ゴールド×クールタイプ
色とデザインでキリッとしたかっこいい雰囲気を演出。トマトレッド、マスタードイエロー、カーキグリーンなど、熟した果実や香辛料、豊かな自然色のような濃く深みのある色、渋みを感じる色がより似合います。定番色はキャメルやブラウンがGood!
プラチナタイプの女性に似合うファッションは?
プラチナ×フェミニンタイプ
桜ピンク、ラベンダー、オーキッド、水色など、日本の美しい花々や景色を連想させるような、淡くやさしい色、落ち着いた色がより似合います。定番色は、白、グレー、ネイビー。黒は小面積ならOK。ヘアスタイルにもゆるふわ感をプラス。
プラチナ×クールタイプ
色とデザインで都会的なかっこいい雰囲気をつくります。
フューシャピンク、ワインレッド、ロイヤルブルーなど、南国に咲く花々や空、鮮やかに輝く宝石のようなハッキリした色、濃い色がより似合います。定番色は白、グレー、黒のモノトーン色なら間違いありません。
まとめ
いかがでしたか? ご自身がこれまでよく着ていた服と、似合う服は違うという方も多いはず。
似合う服=自分を輝かせる服。似合う服を知れば、軸を持って洋服選びができるようになりますね。
<書籍情報>
今井 志保子 著 米澤よう子 イラスト
『おしゃれが苦手、センスがなくても大丈夫! わたしに似合う「美人服」の見つけ方』(SBクリエイティブ)