米経済誌フォーブスが、恒例の「ギャラをもらいすぎている俳優トップ10」2015年版を発表し、ジョニー・デップが初めて1位に選ばれた(昨年は2位)。
ギャラもらいすぎランキングは、同誌の「セレブリティ100」にランクインしている俳優を対象に、2015 年6月までの直近の3作品(アニメーション映画や限定公開作品、カメオ出演等を除く)の興行収入から、ギャラ1ドルに対する利益の平均値を算出した。なお、13年と14年はアダム・サンドラーが2連覇していたが、サンドラーがネットフリックスと契約したことにより、直近の出演作が劇場公開されずにストリーミング配信されることになったため、対象外となっている。
デップは、「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」(15)が6000万ドルの製作費に対して4700万ドルの興行収入しか上げていないほか、その前の「トランセンデンス」(14)も興行的に失敗しているのが敗因となった。ギャラ1ドルに対する利益1.20ドルと、2位のデンゼル・ワシントンの6.50ドルと比べても圧倒的な利益率の低さだ。
ギャラもらいすぎの俳優トップ10は以下の通り(カッコ内はギャラ1ドルに対する利益)。
1位 ジョニー・デップ(1.20ドル)
2位 デンゼル・ワシントン(6.50ドル)
3位 ウィル・フェレル(6.80ドル)
4位 リーアム・ニーソン(7.20ドル)
5位 ウィル・スミス(8.60ドル)
6位 クリスチャン・ベール(9.20ドル)
7位 チャニング・テイタム(10.80ドル)
8位 ブラッド・ピット(12.00ドル)
9位 ベン・アフレック(12.30ドル)
10位 トム・クルーズ(13.60ドル)