【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会調査部門は5日、汚職疑惑により90日間の暫定的な活動停止処分を受けているジェローム・バルク事務総長に対し、9年間の資格停止と罰金10万スイスフラン(約1100万円)を科すよう求める最終報告書を、同委員会の裁定部門に提出したと発表した。さらに、同氏の暫定処分が5日に終わるため、活動停止期間を45日間延長することも求めた。
バルク事務総長は、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の入場券に関する不正取引に関与したと報じられ、倫理委が調査していた。