名古屋グランパスは6日、ガンバ大阪からMF明神智和が完全移籍で加入することを発表した。
現在37歳の明神は1996年に柏レイソルに入団しJリーグデビューを果たすと、2000年に日本代表に初選出。2002年の日韓ワールドカップでは3試合に出場し、初の決勝トーナメント進出に貢献した。その後、柏のJ2降格を受け、2006年にG大阪へ移籍。2012年にはJ1通算450試合を達成し、昨季はプロ入り19年目で初のリーグ優勝を経験した。
移籍が決まった明神は、サイトを通じて「名古屋グランパスでプレーできることを大変嬉しく思っていると共に、強い責任を感じています。 チームの勝利のために、全身全霊で頑張ります」とコメントしている。
また、G大阪の公式サイトでは、「ガンバ大阪を愛する全ての皆様へ。10年間という長い間、本当に有難うございました。皆様には感謝の気持ちしかありません。この10年の間に頂いた、暖かくそして熱い大きな声援も、時に飛び交う厳しい野次も、大阪ならではのユーモアあふれる応援も、全てがとても良い思い出です。出来ることなら、タイトルをもっと獲って、恩返しをしたかったというのが今の正直な気持ちです。ガンバ大阪で培った経験を活かし、これからも一(いち)プロサッカー選手として、精進していきます。また皆様とスタジアムでお会いできるように頑張ります。本当に有難うございました」と感謝を示した。