東京都は6日、中国5県・四国4県および航空・鉄道事業者4社と連携し、外国人旅行者誘致に向けた協議会を14日に開催すると発表した。
○外国人旅行者に地方の魅力を発信
東京都は2015年1月、東北6県・仙台市、航空・鉄道事業者とともに「東京・東北地域の連携による外国人旅行者誘致推進協議会」を結成し、Webサイトでの情報発信など、さまざまな取り組みを行っている。
今回、新たに「東京・中国地域(山陰・瀬戸内)・四国地域の連携による外国人旅行者誘致推進協議会」を設置。東京と中国四国地域双方の魅力を堪能できる観光ルートなどを海外へ発信していく。また、2020年のオリンピック・パラリンピック大会とその先を見据え、東京を訪れた外国人個人旅行者が気軽に各県を訪れるよう、東京と中国地域、四国地域双方の特色を活かした取組を展開していくという。
協議会の構成は、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、東京都、全日本空輸、日本航空、西日本旅客鉄道、四国旅客鉄道となる。
東京都は「東京は海外からのアクセスが集中していることもあり、日本の中でも外国人旅行者が多い地域となっているが、そういった外国人旅行者の方に地方へも足を伸ばしていただき、日本各地の魅力を知っていただきたいと考えた。同時に東京から地方へのアクセスの良さもピーアールしたい」と話している。
(御木本千春)