子どもの頃、ゲームセンターで遊んだ「メダル落とし」。これ家に一台欲しいな。そんな夢を大人になった今実現しようと、手作りの本格的「メダル落とし」を製作した人が現れました。
「メダル落とし」はメダルをどれだけ大量に落とせるかを楽しむという単純な構造でありながら、挑戦する者を熱中させ、お小遣いがどんどんメダルに代わっていくという悲劇をも生み出した存在。家にあったら無限に遊べるのにグヌヌ、と思った子ども時代を過ごした方も多いのでは。
投稿者のまちゃつさんはイチからマシーンを製作。可動する奥の台にパラパラッとメダルを入れて、ボールを落とすと、自動的にメダル配当が抽選され、その上でまた台にボールが戻ってくるという仕組みです。見た目は手作り感にあふれていますが、かなり本格的な筐体となっています。メダルが1円玉、ボールがビー玉というあたりも、なんだかほっこりした安心感がありますね。
ちなみにスイッチを押すとメダルが出てくる払い出し機能もちゃんと備わっており、動画タイトルに「割と本格的なメダルゲーム作ったよ」と銘打つにふさわしいクオリティになっています。動画には「想像していたよりもすごかった」「これはうらやましい」というコメントが寄せられていました。皆さん自分が子どもの頃を思い出しているようでした。
「あったら楽しいだろうな」から「じゃあ作っちゃえ!」という発想に至るあたり、2016年もニコニコ技術部のスタンスは変わらないんだなぁ……、とホッとします。ちなみに、この「メダル落とし」は改良を検討しているとのこと。飽くなき探究心よ! 改良版の投稿も心待ちにしましょう!