漫画を読んでいると、明らかに見た目と年齢の一致しないキャラクターがいます。例えば、『SLAM DUNK』に登場するゴリこと赤木剛憲は、高校3年生なのに老けていて、監督に間違えられてもおかしくない見た目ですね。今回は、この赤木のように「本当にその年で間違いないの?」という漫画キャラをご紹介します。
●手塚国光(テニスの王子様)
初登場時:14歳
「手塚国光」は中学3年生の設定です。主人公・越前リョーマが所属する「青春学園中等部」のテニス部・部長を務めています。手塚は、メガネがよく似合うイケメンですが老け顔です。そのせいで部員のお父さんから顧問の先生に間違われたこともあります。
●トニートニー・チョッパー(ONE PIECE)
初登場時:15歳
「トニートニー・チョッパー」は元々はトナカイですが、能力が身に付く悪魔の実を食べて人間の要素も持つ「人間トナカイ」になりました。愛くるしい見た目と無邪気な言動で幼く見えますが、実は中3か高1ぐらいの年齢なのです。
●原子力(まじかる☆タルるートくん)
初登場時:小学5年生
「原子力(はらこつとむ)」は、金持ちの御曹司で嫌みな性格をしています。彼は端正な顔立ちをしていますし、スーツを着用していることが多いので、20歳を超えて見えます。作中で老け顔をいじられて怒ることもありますが、その老け顔を利用して無免許運転をしているとんでもない小学生です。
●城戸沙織(聖闘士星矢)
初登場時:13歳
城戸沙織は、この年にしてアジア最大といわれる「グラード財団」の全実権を持つお嬢さまです。彼女は地面に付くほどの長い髪で、常にドレスのような服を着用しています。凛(りん)とした雰囲気のある美人で、大人のきれいな女性に見えます。
●花山薫(グラップラー刃牙)
初登場時:15歳
花山は暴力団の組長で、全国のヤクザや不良から一目置かれている存在です。15歳にして組を率いているのは驚きですよね。顔中傷だらけのいかつい見た目ですが、食堂で旗付きのオムライスとメロンソーダを注文するなど、かわいらしい一面もあります。
●穴子(サザエさん)
初登場時:27歳
「アナゴさん」こと「穴子」は、実は27歳です。アナゴさんは、マスオさんの同僚で二人でよく一緒に帰宅していますよね。おじさん風の見た目ですが、意外と若くて驚きです。アニメでの声のイメージもあるせいか、この年齢より年上に感じてしまいますね。
●則巻千兵衛(Dr.スランプ)
初登場時:28歳
「則巻千兵衛(のりまきせんべい)」は、主人公の「アラレちゃん」こと「則巻アラレ」というロボットを作った科学者です。ボサボサヘアーでヒゲも生えているので、実年齢よりも老けて見えます。研究が忙しくて身だしなみに気を使う時間がないのかもしれませんね。
今回は、「見た目と年齢が一致しないキャラ」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか? 漫画家の先生がなぜキャラの見た目を老けさせるのかは謎ですが、この違和感は読者にとっては興味深いことですよね。
(吉田ハンチング@dcp)