【ニューヨーク時事】週末8日の米欧株式市場では、中国市場の混乱一服や堅調な米雇用統計を好感し、一時反発した。ただ、中国経済の先行きや地政学的リスクに対する不安感は強く、その後は値を消している。
ニューヨーク市場では一時、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比138ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数も53ポイントそれぞれ上昇。日本時間9日午前0時半すぎには上げ幅を縮小し、ダウは51.43ドル高の1万6565.53ドルで取引された。
欧州市場では英FT100種平均株価指数が0.11%安、ドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)は0.69%安、仏CAC40種指数は1.13%安とマイナスに転じている。