2015年1月5日、世界最大の映像配信プラットフォームのNetflixが大手アニメーションスタジオのドリームワークス・アニメーション(DWA)との取り組み拡大を発表した。NetflixはDWAが誇るアニメーション映画の配信権を引き続き保有する。さらにDWAが新たに製作するファミリー向けのオリジナルアニメーションシリーズを世界配信する。
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オリジナルシリーズは、早くも2つの作品タイトルが挙げられた。ひとつは『ボルトロン(Voltron)』、もうひとつはギレルモ・デル・トロ監督による『トロールハンター(Trollhunters)』である。いずれも2016年に配信をスタートする。
『ボルトロン』はもともと、1980年代に日本の東映アニメーションが制作したふたつのロボットアニメ『百獣王ゴライオン』と『機甲艦隊ダイラガーXV』を再編集して米国向けのテレビシリーズとしたものだ。80年代に全米放送されたことから子どもたち人気を呼び、その後長く知られる作品となった。
一方、『トロールハンター(Trollhunters)』は、メキシコ出身の大物映画監督ギレルモ・デル・トロによる作品である。デル・トロは『パシフィック・リム』の監督やホビット3部作の脚本などで知られている。テレビドラマでも『ストレイン 沈黙のエクリプス』のヒット作もあり、ファンタジー・SF作品を得意とする。
NetflixはDWAとの取組み拡大を発表した翌1月6日には、米国・ラスベガスで世界最大の家電テクノロジーの国際見本市CEA(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にて自社のプレゼンテーションを実施、中国を除くほぼ全世界に配信サービスを拡大すると発表した。
[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]【ほかの画像を見る】Netflixが「ボルトロン」新作アニメシリーズ配信、ドリームワークス製作の日本アニメ由来作品