今年のCESのHardware Battlefield、優勝は6SensorLabsのグルテンチェッカーNimaに決定 | TechCrunch Japan

CESで本誌が行うHardware Battlefield(ハードウェア・コンペ)、今年はその三度目の正直となり、文字通り激しいバトルが繰り広げられた。14社の超優秀なハードウェア・スタートアップが出場し、Metal Manトロフィーの獲得を争った。CESは各社ブースの展示が主(おも)なので、審査員たちの前でステージに立ち、売り込みのためのスピーチやデモを行うHardware Battlefieldは、特別なCES体験だ。優勝者にはトロフィーのほかに、5万ドルが進呈される。

慎重な審議を重ねた審査員たちは、最後に4社のファイナリストを決定した。それらは、食品中のグルテンの有無を調べる6SensorLabsのセンサー機器Nima、プログラマブルなロボットアームを作ったCarbon Robotics、オーナー本人の指紋が鍵になる銃のロックIdentilock、そして靴の中敷き(インソール)を3DプリントするWiivvだ。

彼らを審査した決勝の審査員は、CyPhy WorksのCEOでファウンダのHelen Greiner、IntelのCEO Brian Krzanich、Highway1のVP Brady Forrest、そして本誌TechCrunchのシニアエディタMatt Burnsだ。

そしてついに、TechCrunch Hardware Battlefield at CES 2016の優勝作品が決まった。

優勝: 6SensorLabsのNima

6SensorLabsのセンサーデバイスNimaを使えば、食品中のグルテンの有無を2分以内で検査できる。少量のサンプルをカプセルに入れて、デバイスにセットする。結果は、笑顔(スマイリーフェイス)(グルテンなし)または泣き顔(グルテンあり)で表示される。

この製品を取り上げた本誌記事がここにある

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準優勝: Wiivv

Wiivvは独自の新しい3Dプリント技法により、オーダーメイドのインソールを作る。顧客はスマートフォンで自分の足の写真を5枚撮って送る。そのとき、色と、彫り込まれる名前も指定する。すると同社の製造システムが写真を見て自己調整し、顧客の足に合ったインソールを作る。代金は75ドルだ。

本誌記事はここにある

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Hardware Battlefieldはこれでめでたく終了だが、CESはまだ続く(米国時間1/9まで)。そのすべてのニュースも、お届けしたい。

CES 2016

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。