女優の綾瀬はるかが11日、都内で行われたTBS系の新ドラマ『わたしを離さないで』(15日スタート 毎週金曜 後10:00)の舞台あいさつ・特別試写会に出席した。共演者の三浦春馬、水川あさみが、主演の綾瀬が持ち前のマイペースさで現場を引っ張っていることを明かすと、「そうですかね~?」と首をかしげながら大照れした。
司会者から「現場一マイペースな人物」を聞かれ、三浦と水川は「そりゃ、はるかちゃんでしょ」と即答。水川は「人に迷惑をかけるマイペースではない」と前置きし「撮影が押してきて、現場がバタバタしたときに来てくれると、現場が和む」とニッコリ。三浦も「綾瀬さんのマイペースさは現場でもいい作用になっている」と感謝した。
さらに、プロデューサーの伝言として司会者が「綾瀬さんが座長として現場で引っ張る姿勢が見られた」と裏話を紹介すると、「本当ですか? 座長のような気持ちは全くなかったですね」とぶっちゃけ発言。あっけらかんと話す様子を見て水川は「うちの座長はこういうところがいいところです」と言って笑わせた。
同ドラマは、カズオ・イシグロ氏の小説を原作に、舞台を日本に置き換えて映像化。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた子どもたちはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる。生まれてきた意味・生きる意味を問いかける物語。