【ソウル時事】10日付の北朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、米国に対し、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換するよう改めて求めた。「米国が敵視政策にしがみつけば、われわれの自衛的国防力は一層強化される」と主張。6日に実施した「水爆実験」が、軍事力強化の「実証だ」と記した。
一方、米軍の動向について、「1年に何回も戦略核爆撃機が米本土やグアムから朝鮮半島上空に入り、核爆弾を投下する演習を行っている」と批判した。ただ、今回の記事は、10日に米軍のB52戦略爆撃機が韓国上空を飛行する前に出された。