かつてバルセロナでプレーした元スペイン代表DFカルラス・プジョル氏が10日、クラブ公式HPによるインタビューに応え、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや現在のチームについてコメントした。
現在37歳のプジョル氏は、バルセロナの下部組織出身で1999年にトップチームデビューを遂げてから2014年に現役を引退するまで、バルサ一筋のキャリアを過ごした。また、2014年9月から翌年の1月までは同クラブの強化担当部門に着いていた。
プジョル氏は、11日に授賞式の行われるFIFAバロンドールについて「最後に何が起こるかは分からないが、メッシがバロンドール受賞を逃すなんてことになったら、驚くだろうし、不当に思うだろう」とメッシが史上初となる5度目の受賞を遂げると確信。「他の選手が将来的にバロンドールを5回獲得することは難しいだろう。さらに、彼は明日引退するわけではないのだから、月曜に5度目の受賞をして、その後さらに回数を重ねることだってできる」と、今後もその回数を増やすとの考えを示した。
また、バルセロナが前人未到の連覇をチャンピオンズリーグ連覇を達成できるか問われると、「実際に簡単なことではない。不調やケガがいつ訪れるかなんて知る由もないからね」と難しさを認めたものの、「それでも、もし連覇を成し遂げてしまうチームがあるとすれば、それはこのチームだ」と現在のバルセロナへの信頼を口にした。