【北京共同】中国江西省の衛生当局によると、同省内の病院で昨年12月21日に死亡した男性(42)が鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)に感染していたことが確認された。10日の新華社電が伝えた。

 広東省深セン市でも同型に感染した女性が12月30日に死亡している。今回感染が確認された男性も長く広東省に住んでいたが、体調を崩して出身地の市に戻っていた。

 H5N6型は、中国で人への感染が拡大したH7N9型とは別のタイプで、人への感染は珍しい。専門家は現段階で感染拡大の危険性は低いとしている。

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