英ロック歌手で俳優としても活躍したデヴィッド・ボウイさんが10日、死去した。8日に69歳になったばかりだった。公式Facebookによると、18ヶ月にわたってがんと闘病し、最期は家族に見守られて息を引き取った。
ボウイさんは、1967年にアルバム『デヴィッド・ボウイ』でデビュー。『ジギー・スターダスト』(72年)、『レッツ・ダンス』(83年)の大ヒットでポップスターに君臨し、奇抜な衣装、メイクなどでも注目された。
一方で俳優としても活躍。故・大島渚監督映画『戦場のメリークリスマス』(1983年公開)にも出演し、坂本龍一、ビートたけしらと共演した。
ボウイさんは今月8日の69歳の誕生日にニューアルバム『★』(ブラックスター)を発売。2013年に母国・イギリスで開催された大回顧展『David Bowie is』が来年春に日本で開かれることが決定したばかりだった。