デビッド・ボウイさん死去 奇抜なメイクで一世を風靡

 「ジギー・スターダスト」、「レッツ・ダンス」などの代表作で知られる英ロックシンガー、デビッド・ボウイさんが10日、がんのため亡くなったと、11日、NHKが報じた。69歳だった。

 ボウイさんはロンドン南部のブリクストン生まれ。13歳のときにサックスを習い始めたことをきっかけに、様々なバンドに所属して音楽活動を始めた。70年代は奇抜なメイクや派手なパフォーマンスで注目を集める。

 1983年には「レッツ・ダンス」が全世界で700万枚を超える大ヒット。大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』にイギリス軍の少佐役として出演し、坂本龍一(63)やビートたけし(68)らと共演した。

 ボウイさんは今月8日、自身の誕生日に新作のアルバムを発売したばかり。ロックスターの突然の訃報に、世界中のロックファンの間に悲しみが広がっている。