金沢にある大野湊神社で「こどもおみくじ」を引いたところ、とんでもないことが書かれていたとして物議を醸している。
そのおみくじには
うつくしい くに。てんのうさま ばんざい、へいわな かみのくに。
と書かれていて、このおみくじの画像をアップした『Twitter』ユーザーは
時代感が戦前。今は戦争しない主権在民の国です!
金沢の大野湊神社で引いた「こどもみくじ」を見せて貰いゾッとしてしまいました。神社本庁に属する大野湊神社。神社本庁といえば、安保関連法賛成の1000万署名を集めていますよね。
とツイートした。
調べてみると、これと同じ業者が作成したと思われる「こどもおみくじ」には他にも
・てんのうさまの おたんじょう、ばんざい ばんざい、おいわいしましょう、
・くにの はじめの けんこく きねん、ひのまる たてて、いわいましょう、
・きみがよは につぽんのうた、むねをはり まごころ こめて うたいましょう、
・ひのまるを たかくかかげよ、にほんのはた、おいわいのひには いえ いえに、
など、天皇と日の丸・君が代を殊更に強調したものがあることがわかった。
この「こどもおみくじ」の内容について、ネット上では大きく「神社なのだから天皇を敬うのは当然だ」と理解を示す人たちと、「天皇・日の丸・君が代を意識しているのは明治以降に成立した国家神道であり、戦前回帰だ」という否定的な人たちが対立。否定派の中には、神社本庁や日本会議との関係を深める安倍政権批判に及ぶ人も。
また、宗教的・政治的判断はともかく、おみくじの文章が運勢とはまったく関係ないことに違和感を覚えた人は多いようだ。『点取占い』のようなものだと思えばいいのだろうか。「ややこしい事に手を出すな ●3点」
画像とソース:『Twitter』より引用
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