1月11日の英国は、早朝からデヴィッド・ボウイの訃報で大騒ぎになったが、さらに国民を混乱させる誤報が勃発していたと英紙デイリー・メールが伝えている。
【写真を見る】デヴィッド間違いで訃報を流されてしまったデヴィッド・キャメロン首相
英国中がボウイ死去のニュースに騒然としていた朝8時30分に、ハートFMラジオ局の新人女性アナウンサーが、同じデヴィッドだから間違えてしまったのか英国首相の名を口走り、「デヴィッド・キャメロンが死去しました」と報じてしまったのだ。アナウンサーはすぐに間違いに気づき、焦って訂正したそうだが、ネットにはすでに間違いに気付いたユーザーから「ハートFMの女性アナウンサーがニュースを読んでいて、『デヴィッド・キャメロンが亡くなった』と言った」「ハートFMがデヴィッド・ボウイじゃなくキャメロン首相が死去したと言っていた。やばくね?」などのツイートが殺到していた。
「これはひどい。勘違いして心配した人もいるかもしれない。彼女が訂正する前に停電が起きたとしたらどうする?」「君に投票はしなかったけど、元気でいてくれデヴィッド」「まあ新人のうちは間違いはあるものだから」「でも首相も政治的にはすでに墓穴を掘っているようなものだし」などのコメントが英紙デイリー・メイル電子版にも寄せられている。
間違って訃報を伝えられたキャメロン首相はボウイのファンだったようで、「僕はポップ界の天才、デヴィッド・ボウイを見たり聴いたりして育った。彼は何度も生まれ変わることの達人で、常にそれに成功した。残念だ」とツイートしていた。【UK在住/MIKAKO】