今年も各地で物議をかもした成人式。荒ぶる成人たちのニュースを受け、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村 淳が、Twitterで「やめちゃえば?」と問題提起。波紋を広げている。
一説によると成人式のはじまりは、1946年。埼玉県・蕨市(当時は蕨町)で、次代を担う若者たちに明るい希望をもたせ、励まそうという思いで「青年祭」が開催されたことに由来するという。
淳は、この起源を紹介しながら、
「成人式なんてやめちゃえば?(中略)
とツイート。さらに、
「成人式は
成人式どうしてもやるなら卒業した中学で規模を縮小してやればいいのに…
荒ぶる成人式ニュースがさらなる荒ぶる成人を生み出してない?
成人式を行政がやらなきゃダメなのか?…」
と問題提起した。淳のこの2つのツイートは計1万4000以上リツイートされる(1月13日時点)など反響を呼び、Twitterには
「いっそ、成人年齢引き下げとセットで廃止していいと思う」
と淳に賛同する声が多く投稿された。一方で、
「荒れ狂う若者だけではありません」
など、悪い話ほどニュースになりやすく、ごく一部の新成人たちが目立っているだけという意見もツイートされた。
また、未成年と思われるユーザーからも、
「15歳の私でも、
と、“成人式廃止案”に関する冷静な声が投稿されている。
淳はその後、Twitterのアンケート機能を使って「未成年の気持ちになって答えてみてください」と、成人式の要不要を問いかけた。結果は、「成人式は形を変えて必要」(35%)が「成人式は必要ない」(23%)を上回り、もっとも多く票を集めている。
そろそろ成人式のあり方が見直されるべき時なのかもしれない。
※当記事は2016年01月13日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。