元プロサッカー選手で引退後はスポーツのみならずエンターテイメントやファッション、チャリティなど様々な分野で活躍するデヴィッド・ベッカムが、親善大使を務めるユニセフ(国連児童基金)より“人道リーダーシップ賞”を授与された。Peopleなどの海外メディアが伝えた。
2005年からユニセフの親善大使を務めるデヴィッドは10周年を迎えた2015年に紛争地域の子供達を対象にした新しい児童基金「セブン」を設立。世界7大陸でサッカーの試合に興じる傍ら、地元の子供達とサッカーを通じて交流するなど、恵まれない子供達を支援する人道的活動に力を入れてきた。
デヴィッドは現地時間12日、米ロサンゼルスで開催された隔年行事のイベント、第6回ユニセフボールに出席し、ダニー・ケイ人道リーダーシップ賞を授与されると「今夜は恐縮な思いでいっぱいです」とスピーチ。「僕たちが暮らす世界では、今なお子供達が予防可能な病気で命を落としています。いまだに虐待を受けている子供達がいます。僕自身にも4人の子供がいます。今後も、世界中の多くの子供達を支えるこの慈善活動を支援していきます」と決意を新たにした。
デヴィッドの妻ヴィクトリアはイベントに出席しなかったが、自身のインスタグラムにタキシード姿のデヴィッドの写真を投稿。「あなたは素晴らしい仕事を通じて大勢の人にインスピレーションを与えている」とキャプションに綴り、「愛している」という言葉と共に子供達の名前を並べて、デヴィッドを称えた。