中国スーパーリーグの広州恒大との契約満了が報じられているブラジル代表FWロビーニョが、古巣サントス復帰へ近づいている。大手メディア『ESPN』のブラジル版が報じた。
報道によると、サントスはスポンサー企業の援助を受け、ロビーニョの獲得に近づいている。同選手は現在、サントスで休暇を過ごしており、広州恒大との契約をすでに終えていると報じられた。
また、サントスの公式HPは12日、モデスト・ローマ・ジュニオール会長の談話を発表。同日のラジオ『Jovem Pan』での番組内でのコメントとして、「ロビーニョとサントスは、素晴らしい相乗効果を持っている。我々は、彼を呼び戻すという選択肢を必要としているだ」との同氏の考えを伝えた。
ロビーニョは現在31歳。昨年7月に広州恒大へ加入し、リーグ戦では9試合出場3得点を記録した。昨年12月に日本で行われたFIFAクラブ・ワールドカップ2015でもプレー。昨年末での契約満了を報じられ、「将来のことはまだ何も決めていないよ。だからまだ分からないね。来月(今年1月)の10日から15日の間に、ブラジルでプレーするか国外でプレーするか決定するつもりだよ」と、新天地の決定時期について明言していた。
なお、ロビーニョのサントス復帰が決まると、今回で3度目となる。同選手は2002年から2005年に同クラブでプレーし、レアル・マドリードへ移籍。2008年からはマンチェスター・Cに所属していたが、2010年1月にサントスへレンタル移籍で復帰した。以後、ミランに新天地を求めたが、2014年8月に2度目のサントス復帰。昨年5月にミランとの契約を解除し、同年7月から広州恒大でプレーしていた。