日経平均終値は93円安、中国株安や円高で買い続かず

日経平均終値は93円安、中国株安や円高で買い続かず
サーチナ

 15日の日経平均株価・終値は前日比93円84銭安の1万7147円11銭。米株高を受けて朝方は一時350円超上昇したものの、それ以降はほぼ一貫して売り優勢の展開となった。上海総合指数の軟化やドル・円が1ドル=118円台を割り込んだことが嫌気され、午後1時頃にはマイナスに転換。その後、日銀の黒田東彦総裁による追加金融緩和に否定的な発言が伝わり、一段安となった。取引終盤は節目の1万7000円を前に下げ止まったが、買い戻しを狙う動きは限定的だった。

 業種別では、保険、証券、水産・農林が下落。一方、空運、陸運、小売りは上昇した。(編集担当:松浦直角)