これで映画を観てみたい!
もうすぐ卒業シーズン。友だちとの旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。もちろん、旅行はとっても楽しいものなのですが、やはり大変なのが移動。特に長距離のフライトは、なかなか苦痛なものです。
でも、もしこんな飛行機ができたなら、そんな長旅もあっという間に感じてしまうかもしれません。
こちらは、ボーイング社が発表したコンセプト動画。機体のあらゆるところにディスプレイを配すことで、光や映像による快適な空の旅を満喫してもらおうという主旨とのこと。同社のMike Sinnettさんは「ディスプレイに何を映すかによって、その可能性は無限大です」と語っています。
何より印象的なのが、この天井に配置されたディスプレイ。昼間なら流れる雲、夜なら満天の星空が映っていたら、まるでオープンカーに乗っている気分になれそうです。
もちろん座席前方にも。全面タッチパネルなのか、あの受話器みたいなコントローラーはやっぱりありません。背もたれには、スピーカーも内蔵しているように見えます。
おしゃれなバーカウンターかと見紛うこちら。CAさんがいろんな物を持ってきてくれるヒミツの小部屋的なアレでしょうか。ここでもディスプレイが効果的に利用されているのがわかりますよね。
こちらは反対側。あくまでコンセプトながら、なぜかお寿司が並べられています。1貫つまみながらのフライトなんて最高ですね。
ファーストクラスへようこそ。もう席が「快適でっせ!」って喋ってるみたいです。読書灯なんかも、タッチパネルでの操作なのかもしれませんね。
これはもしかしたら、飛行機内個室とかいう伝説上の存在でしょうか。1人で3つも窓を占領する贅沢さ、そしてとにかく特大のディスプレイが際立ちます。
湾曲しているこの形からして、VRのような動画を楽しめるのかもしれませんね。
もし機体の外にカメラを配置できたら、リアルタイムでこんな星空が見られるのでしょうか。スタートレックのワープシーンとかが流れたら、テンション上がりそうです。
いかがでしたか。こんな空の旅が本当に実現したら、単なる移動もエンターテイメントに早変わりですよね。
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)