いくらパリッとしたスーツに身を固めて「大人の男」を気取ったところで、年相応の人間性を備えていなければ、とたんに見破られてしまうもの。世の女性たちに厳しく見定められているのは、いったいどんなポイントなのでしょうか。そこで今回は、10代から20代の独身女性83名に聞いたアンケートを参考に、「見た目は大人なのに中身はすごく幼稚!と感じる男性の特徴」をご紹介いたします。
【1】とにかく世間で流行の服や時計を身につけたがる
「いつも雑誌に載っているコーディネート通りのファッションで、自分の好みはないの?と聞きたくなる」(20代女性)というように、あまり流行を追いすぎるのも考えもののようです。せめてワンポイントで個性を出すなどの工夫は取り入れましょう。
【2】飲食店で食べきれない量を注文して案の定残す
「残したことに反省の色もまったくなく、これからもずっとこの調子なんだろうなとドン引きした」(10代女性)など、空腹時の勢いで食べ物をオーダーしまくるのはご法度のようです。飲食店での注文時ほど、「大人力」が問われるシーンはないと心得ましょう。
【3】悪いところを指摘されるとすぐに逆ギレする
「よかれと思って指摘したら、『ほっとけよ』と怒られた」(20代女性)など、人からの注意を素直に受け入れられない男性も、子どもっぽいと呆れられてしまうようです。むしろ「教えてくれてありがとう」と笑顔で感謝すれば、大人の男として見直されるのではないでしょうか。
【4】仕事や人生の辛さをやたらアピールする
「『俺ってこんなに大変で…』とか強調されても、『ただの能力不足では?』と思ってしまう」(20代女性)というように、自分を大きく見せるために苦労話を披露しても、感心すべきポイントがないと共感を呼ぶのは難しそうです。せめて「こういう状況だけど、どうしたらいいかな?」といった質問形式にすると、会話のキャッチボールにはなるでしょう。
【5】何かあるとすぐに下ネタを繰り出す
「飲み会でいい年して下品な話をしてくる上司は、いくら仕事ができても軽蔑されてますね」(20代女性)など、場を盛り上げるためだとしても、下ネタで好感度を上げるのはかなりハードルが高そうです。どうしても下ネタを言いたくなったら、匿名のSNSで吐き出しましょう。
【6】「SNSのフォロワー数」を男のステイタスだと思っている
「会うたびに『Facebookの友達が何人になった』という報告をしてくるけど、それいらない」(20代女性)というように、ネット友達の充実度を誇ったところで、女性にリスペクトされるとは限りません。むしろ、登録人数を絞り込んで深く付き合ったほうが「落ち着いた大人の男」を感じさせそうです。
【7】二言目には「俺が、俺が」で、人の話を黙って聞けない
「誰かの発言を横取りして、最終的に自分の話に持っていくのがいかにもお子様」(10代女性)など、人の話をちゃんと聞けない男性も白い目で見られるようです。ときには、あえて自分のことを一切話さず、「ミステリアスな男」を演出してみてはいかがでしょうか。
【8】「分別が苦手」と開き直り、いい加減にごみを捨てる
「ガサツなのを通り越してダメ人間としか思えない」(20代女性)など、社会人としての最低限のマナーを守れない男性は人格を疑われてしまうようです。ここはマイ箸やマイスプーンを持ち歩くなどして、意識の高さを見せつけましょう。
【9】仕事はできないのに学歴ばかりを自慢する
「二言目には『俺、旧帝だし』って、だから何?と思います」(20代女性)というように、いつまでも学歴にこだわるのは子供っぽく映るかもしれません。出身大学は、会話の端にさりげなく匂わせる程度にとどめましょう。
幼稚な言動でマイナスポイントをもらうのはもったいないもの。周囲の幼稚な大人を反面教師にして、日々「大人力」磨きに精進したいところです。(石原たきび)
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