ウィスタリア王国第二王子「ゼン・ウィスタリア・クラリネス」の側近を務める剣士「ミツヒデ・ルーエン」は、ゼンが幼く捻くれていた頃から常にゼンを支えてきた右腕です。木々に背中を預けながらゼンと共に剣を振るう姿は、力強くて思わず見惚れてしまいます。今回は、そんな「ミツヒデ・ルーエン」の魅力についてご紹介したいと思います。
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⇒ミツヒデ・ルーエンとは?(赤髪の白雪姫)
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■どんな時でもゼンが一番!
最初はゼンのお兄さん「イザナ」に見出され、城にやってきたミツヒデですが、ちょっとした事からゼン(当時反抗期でやんちゃだった)の護衛を務める事に。最初こそ困っていたミツヒデでしたが、ゼンの優しさや王子としての考えを知るにつれ、ゼンの忠臣になっていきます。「木々」よりも早くゼンに仕えていた為か、優先順位のトップは常にゼン。オビに「だからモテない」と言われ、「俺はゼンのことを大切に思っている人を嫁さんにもらうだろうから問題ない」と微笑みながら反論する姿はいかにもミツヒデらしく、こちらもつい口元が緩んでしまいます。
■強くて頼りになる優しい人
ミツヒデは剣一つで今の立場を手に入れた人です。つまりとても強い。いつもかっこよく「白雪」を守るゼンも、剣の稽古ではミツヒデにしごかれ続ける始末・・・。ミツヒデの腕は誰もが認めるものです。それほどまでに強いにも関わらず、一切近寄りがたい雰囲気がありません。むしろ少し雑な扱いすらされるようなキャラなのは、ミツヒデが優しすぎるからでしょう。ゼンに対しても、誰に対しても、基本的に優しく、基本的に過保護。しかし、だからこそゼン達にもイザナにも信用され、そばに置かれるのでしょう。腕の立つ、信頼に足る人が近くにいてくれる安心感というのは格別です。
■ちょっと鈍感?(笑)な一面も!
腕も立ち性格も申し分なく、お茶を入れるのも上手で仕事も出来るミツヒデ。しかし、唯一の欠点(いや、むしろ萌えポイント?)は、自分に関する事は特別鈍感なところ。木々にプロポーズまがいのアプローチをされているにも関わらず全く気付かない・・・どころか、木々の相手が誰なのか気になり狼狽してしまうほど。それだけでなく、自分が木々に対して特別な感情を抱いている事にすら気付いていないのですから、単なる“鈍感”では済まされません(笑)。自分以外の事にはすぐに気が付くのに、本当に気付くべきところに気付けない・・・。そんな“隙”こそがミツヒデの最大の魅力なのかもしれません。
『赤髪の白雪姫』は、原作マンガ、アニメ共にこれからも続いていきますが、ミツヒデが自分の気持ちに気付く日はくるのでしょうか?また、気付いた時にどのような行動を取るのか・・・。根本がいかにも男らしく優しいだけにとても楽しみです。ストーリーの進展と共に、「ミツヒデ・ルーエン」自身の感情の変化にも注目です。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:もぐおか(キャラペディア公式ライター)