​白馬村は外国人一色。スキーで活性化のわけ | ニコニコニュース

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1月12日放送、「あさチャン!」(TBS)では、白馬村の外国人観光客について。スキーで知られる長野県白馬村に世界各国から外国人観光客が押し寄せている。雪質が非常によく、世界のスキー場の中で比較的暖かいのが人気の理由と見られる。白馬村では10年ほど前から年々、外国人宿泊数が増えている。

今シーズンは10万人に到達する見込みだ。なかでも半数以上を占めるのがオーストラリア人。修学旅行の生徒も受け入れている。文化の違いに戸惑う人もいるが、受け入れには成功している。

宿の経営者の中には「オーストラリアの観光客がいなければ、宿をやってはいけない」と話す人もいる。観光で訪れた外国人が白馬を気に入り、ここでホテル経営を始めるケースもある。かつてのスキーブームの時、白馬には年間280万人ものスキー客が訪れたが、ブームの幕切れで数が落ち込んだ。そこで、長野オリンピックを契機に、外国人誘致を始めたという。アメリカのテレビ局が選んだ美しい場所に選ばれるなど、白馬は今、世界中の注目の的だ。

白馬は外国人スキーヤー、スノーボーダーが多く、ゲレンデによるが滑っている人の半数近くが外国人ということもよくある。北アルプスの連峰の景観と大自然、最高の雪質、日本の文化が感じられる村、世界中の味が楽しめるレストラン、最高にリラックスできる温泉、ホスピタリティーあふれる温かい地元の人たちなど、白馬には外国人を魅了する要素がたくさんある。

オーストラリア人にとって日本が魅力的なのは、時差がないこと。また成田から直接白馬に直行バスが出ているので、東京に寄る事無く白馬だけに滞在して帰国する観光客も多い。逆に白馬から東京への日帰りツアーがあったりなど、白馬はオーストラリア人スキー客の誘致に熱心だ。白馬は今、ニセコと並んで世界の人気スキーリゾートに成長しつつある。

外国人客は平均して、長期滞在で7泊から10泊していく。日本人客が土日に集中するのに対して、外国人は平日にお金を落としてくれるありがたい存在。一人あたり平均で一日32,000円使う。日本人の平均は20,000円弱。全般的に客層が良く、リピーターも多い。平日買い物するのはほとんどが外国人客で、アップルパイなどの箱菓子やニンジャなどのフィギュア、キティちゃんグッズなどが良く売れている。