『IS<インフィニット・ストラトス>』の「篠ノ之束(しのののたばね)」。ISの発明者であり、世界で唯一ISのコアを製作できる人物として、世界各国が血眼になって探しているVIPです。が、本人はウサミミの付いたカチューシャを付け、のほほんとしており、到底そんな大変な人物には見えません。しかも、実はヒロインの一人「篠ノ之箒」の姉であり、箒のために専用機を作るなど、妹に対してはかなり甘いです。今回は、そんな「篠ノ之束」の魅力についてご紹介したいと思います。
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⇒篠ノ之束とは?(IS<インフィニット・ストラトス>シリーズ)
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■ISの発明者
束は、1人でISの基礎理論を完成させ、全てのISのコアを造りました。つまり、ISがあるのは束という天才のおかげなのです。しかし本人は、ウサミミの付いたカチューシャをつけ独特の服を身にまとい、話し方も“のほほん”としており、とてもISを発明した天才には見えません。そんな束ですが、現在は世界中から追われ、身を隠しています。ISのコアを製作できる唯一の人物である事と、ISに絡んだテロ事件を引き起こした為です。
■身内には甘い
妹である箒は、姉の為に一家離散するなど、かなり迷惑をかけられており、束を嫌っています・・・。一方束は、箒に会った時にはものすごく甘えます。その甘えっぷりも、箒が束を嫌う原因なのですが・・・。また、専用機を持っていなかった箒の為に、最新鋭機である「紅椿」を作るなど、妹には何かと便宜を図ります。
その他、付き合いの長い「織斑千冬」やその弟である「織斑一夏」とは普通に話しますが、その他の人間とはまともに話しません。“人と話すのが嫌”という訳ではなく、どうやら興味が無いようです。
■目的のためには手段を選ばない
束は、現状の世界のあり方に不満があるようで、そのために様々なテロ事件に関わりました。しかも、そのテロ事件のいくつかに一夏が巻き込まれ、怪我をしたり死にかけたりした事も・・・。また、部下をIS学園に潜入させて極秘データを盗ませようとした事もありました。IS学園には教官として千冬がいます。つまり目的の為であれば、たとえそこに一夏や千冬がいても手段は選ばないという事です・・・。
そして、アニメ2期の最期には、一夏達と敵対する組織に専用機を作っても良いと提案しています。物語を引っかき回す束が、最終的に何を目的にしているのかは分かりませんが、その目的こそがおそらく『IS<インフィニット・ストラトス>』という物語の重要なファクターとなるのでしょう。
束のCVは田村ゆかりさんですが、箒に対するのほほんとした言動、その他の人に対する冷酷な言動にとてもギャップがあり、さすがの演技力です。また、このようなギャップも束の魅力の1つだと思います。そして最終的には、束がラスボスとして君臨しそうな気もします。そうなるとゆかりんがラスボスになるのですが・・・胸熱です。
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★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)