北朝鮮核実験の対応協議へ=日中韓など訪問―米副長官

 【ワシントン、ソウル時事】米国務省は14日、ブリンケン国務副長官が14〜21日の日程で日本、ミャンマー、韓国、中国を訪問すると発表した。副長官は16日に東京で行われる日米韓3カ国の次官級協議に出席し、北朝鮮核実験の対応などについて意見交換する。

 韓国外務省も14日、ブリンケン副長官が19、20の両日、韓国を訪れると発表した。尹炳世外相、林聖男外務第1次官と会談する。

 米国務省によると、中国では、張業遂筆頭外務次官と次官級対話を開き、南シナ海での一方的な進出を自制するよう求める見通し。国務院台湾事務弁公室の張志軍主任とも会談し、16日の台湾総統選挙後の中台情勢を協議する。

 ミャンマーでは政府高官らと会談し、昨年11月の同国の総選挙後の政治情勢を話し合う。