「これは胸キュンしないわけが無い!」 土屋太鳳×竹内涼真で『青空エール』の実写映画化! | ニコニコニュース

『青空エール』(河原和音/集英社)
ダ・ヴィンチニュース

 吹奏楽部女子と野球部男子の甘酸っぱい青春ストーリーを描いた『青空エール』が、2016年8月に実写映画化されることが発表された。豪華キャスト・スタッフも明らかにされ、「胸キュン確実じゃないですか…」と、ファンも確信を得ているようだ。
 原作を描くのは、河原和音。1991年に『別冊マーガレット』で『彼の一番好きなひと。』でデビューを果たし、1996年に奥手な高校生の主人公と、女嫌いでクールな先生との大人の恋愛物語『先生!』を描き、少女だけでなく大人の女性の心も掴み、彼女の代表作となった。

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 2003年に、主人公・晴菜が高校に入り、女の子らしく恋にすべてを捧げようと、モテ男・ヨウにコーチになってもらいモテ女を目指す物語『高校デビュー』を描き、さらに人気が高まる。2人の恋模様はもちろんだが、晴菜の単純だけど素直でひたむきな姿に、ついつい応援したくなる女子続出。また、ヨウから出される男ウケのテクニックを聞いて、思わず「へぇ~」と呟いてしまった人も多いだろう。2011年には大野いと、溝端淳平らが出演し実写映画化もされた。

 晴菜もそうだが、河原作品は「つい応援したくなる」キャラクター達が多いのも特徴。2013年に連載が開始され、同じくマンガ家のアルコが作画を担当し、河原が原作を務める『俺物語!!』の主人公・猛男もその1人だろう。少女マンガの主人公に男が抜擢されるのも珍しいが、あの王子様キャラとはかけ離れた、太い眉毛のいかつい姿はインパクトがあると話題に。しかし、見た目に反して、純情で誰にでも優しい性格に、不覚にもキュンとしてしまう。

 そんな魅力的なキャラクターや、胸キュンストーリーが多い河原作品の中で、“青春もの”の最たるものといえばやはり『青空エール』だろう。2008年に始まったこの作品は、内気で控えめだけれども、素直で芯がある主人公・つばさと、朗らかで明るく甲子園を目指す球児・大介の、もどかしいくらいの恋愛模様に加え、部活ならではの厳しさ、喜びといった等身大の高校生達の姿が描かれ、読者も勇気付けられると評判だ。

 そして今回、『青空エール』が遂に実写映画化されることに。主人公のつばさを務めるのは「orange‐オレンジ‐」「下町ロケット」など多くの作品に出演し、注目を浴びている若手女優・土屋太鳳。さらに、「仮面ライダードライブ」で主演を務めた俳優・竹内涼真が持ち前の運動神経を生かして、大介を熱演する。また、クールで毒舌な、つばさの部活仲間・水島亜希には、ドラマ「Nのために」や「まれ」に出演していた葉山奨之が抜擢された。

 若手ながら実力のある俳優達のキャスティングに「みんな爽やか過ぎる…!もう、ピッタリです!」「きたきたきたきたーーーー!!! 土屋太鳳ちゃんきたーー!!!!」「青空エールだいすきな作品で、土屋太鳳ちゃんもだいすきだからほんと嬉しい…!」「涼真くんの野球姿楽しみすぎる!彼はハマり役になるよ」「青空エール原作がすごく好きなので奨之くんが出演すると聞いてすごく嬉しいです!頑張ってください!」と、喜びの声が聞こえてくる。

 さらに、メガホンをとるのは『ホットロード』や『アオハライド』『僕等がいた』など、人気少女マンガの実写映画を手がけてきた三木孝浩が務めるという事で、「三木監督さんで映画化なんて!感激です!絶対見ます!」「これは見に行かざるをえないわ。ちょっと心洗われて来ます」「いや~これは胸キュンしないわけが無い」という声が上がっている。

 ファンの声に応えるように三木も「全身全霊で、ただひたむきに、今の自分の全てをかけて夢に向かっていく。その姿そのものが、誰かを勇気づけるエールになる。観た人が思わず自分を応援したくなる、そんな映画になるよう僕も全身全霊で挑みます!」と、意気込みを語っており、期待できそうだ。

■『青空エール』19巻


著:河原和音
価格:432円(税込)
発売日:2016年1月25日(月)
出版社:集英社

■映画「青空エール」


公開予定日:2016年8月
原作:河原和音
監督:三木孝浩
キャスト:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之ほか