友人の近況報告などを気軽に閲覧できるFacebook。多くの人が利用し、コミュニケーションを楽しんでいますが、それと同時に人のプライベートを覗いてみたいという心理が働くことも事実です。Facebookで会社の人を検索してしまう理由を、社会人の女性に聞いてみました。
ある……17.0%
ない……83.0%
17.0%と少数ではありますが、検索したことがある人もいるようです。検索した理由とエピソードを聞いてみました。
・「私生活を覗いてみたくなった。友人まで公開の人が多いので、なかなか私生活は見えない」(33歳/電力・ガス・石油/技術職)
・「海外旅行に行くと行っていたので、特にお友だちにはなっていなかったけど、Facebookに詳細が載っているかと思って確認した。でも、会社の人とはつながりたくないので、それから検索しないようにした。何回も検索していると『お友だちですか?』のメッセージでばれてしまうと思ったので」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
普段、どんな人と、どこに行って、何をしているのか。自分にはまったく関係のない情報でも、興味本位で知りたくなってしまうという人も多いでしょう。出身地や出身校など、詳細なデータが公開されていることもあるので、一度見始めると止まらなくなりますが、間違っても余計なボタンを押さないように気を付けましょう。
・「仕事以外での人間性を見たかったから」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「その人の私生活&弱点を知るため」(29歳/医療・福祉/その他)
・「どんな人なのかなと思って検索した。特に変化はなかった」(23歳/その他/事務系専門職)
仕事している姿からは、まったくプライベートの様子をうかがい知ることができない人がいます。Facebookはそんなベールに包まれた人の素顔を知ることもできるツールです。どれが本当の顔なのか、わからなくなってしまうかも……。
・「会社の他の誰とつながっているか確認するため」(33歳/医療・福祉/専門職)
世の中は想像以上に狭いものです。もしかしたら会社の人もどこかで自分の友人とつながっているかもしれません。こっそり見るのはあまりいい気分ではありませんが、その人の交友関係を知ることは今後の接し方にも役に立つ場合もあるでしょう。
本来であれば友だち申請をしてお互い承知の上で投稿を見ることが理想ですが、Facebookのような便利なツールを手にすると、つながりたくはない、だけど見たいという気持ちが働くものです。ですが忘れてはならないのは、こちらが見ているということは、誰かに自分の投稿を見られている可能性もあるということ。SNSは節度を持って楽しみましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2016年1月にWebアンケート。有効回答数148件(22歳~35歳の働く女性)