モデルで歌手の三戸なつめさんが16日、東京都内で行われた映画「パディントン」(ポール・キング監督)の舞台あいさつに登場。失敗ばかりのくまのパディントンになぞらえ「最近、失敗したこと」を聞かれると、前髪が1.5センチという三戸さんは「前髪、短いんですけど、出かける前にヘアアイロンで巻くんですよ。一応、巻けるんで。それでおでこをやけどしてしまうことが多々あって、最近もやけどしてしまったんですね。ここまで前髪がないと隠しようがないので、ちょっと困ります」と明かし、観客を笑わせた。
舞台あいさつには斉藤由貴さんや松坂桃李さんといった日本語吹き替えキャストに加え、パディントンも登場。この日を境にパディントンとお別れする三戸さんは「すごいさびしいです」と切ない表情。イベントやラジオに一緒に出演するだけでなく、自身のライブにも参加してくれたパディントンとの楽しい日々を振り返ると、「たくさん思い出があるし、すごいさびしいんですけど、また会いたいなって。奈良出身なんで、一緒に奈良公園でシカにシカせんべいをあげたい」と語っていた。
映画は40カ国語以上に翻訳され、世界で3500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説が原作。赤い帽子とダッフルコートがトレードマークの“英国紳士”のクマのパディントンが、ロンドンで冒険を繰り広げる……という物語。日本語吹き替えを、松坂桃李さん、木村佳乃さん、古田新太さん、斉藤由貴さん、三戸なつめさんらが務めている。