まったり顔のにゃんこが細い枝の上に3匹も...!
登ったのはいいものの高くて降りられないのかしら、それとも迷子かしら...なんて、つい過保護な親のような気持ちになってしまいそうですが、彼らの無邪気な表情からお察しの通り、ご心配には及ばないようです。
なぜならその正体は、テキサス州のビッグ・ベンド国立公園に棲む野生のボブキャットなのですから。
ペットとして飼われるにゃんこの平均よりも、なんと2倍の大きさに成長するボブキャット。長い脚と大きな手、それとは対照的な短めのしっぽ。さらにフサフサした耳が特徴で、彼らの特技はもっぱら木登りです。
撮影された瞬間は、高所から獲物を狙っていたのか、あるいは日向ぼっこをしているのか...いずれにしても野生の世界を生きるボブキャットの日常の一コマだったようですね。
通常、ボブキャットのメスは2~4匹の子猫を春から夏にかけて産み育て、秋までには一人前のハンター(肉食)としての道を歩み始めるのだといいます。現段階で絶滅の心配は危惧されていないようなので、2016年もすくすく育ってほしいですね。
image: Bobcats in Big Bend National Park, Texas
credit: Big Bend Natural History Association
Mika McKinnon - Gizmodo US[原文]
(Rina Fukazu)