『天空の城ラピュタ』が放送され、2年半ぶりの「バルス祭り」で沸いた15日夜、ツイッターでは「バルス」の投稿が相次いだ。NTTデータのサイト・イマツイによると、劇中で「バルス!」と唱えられた午後11時23分、約1分間で「バルス」ツイートが34万5397ツイートだったと発表した。
劇中でパズーとシータが滅びの呪文「バルス」と唱える同タイミングで、ツイッターに「バルス」と投稿する“バルス祭り”は、同作が放送されるたびに起こる“恒例行事”。今回の放送でNTTデータでは、放送中の「バルス」のツイート数を「万全の体制でモニタリング」してリアルタイムで計測。約15分間隔で投稿数を発表していた。
「バルス」累計ツイート数は、番組開始直後の午後9時15分に7万6766だったが、「バルス」が近くなった午後11時15分には46万4819ツイートにのぼり、「バルス」を唱えた午後11時23分には90万2928ツイートに到達した。
2011年の放送では、1秒間における「バルス」ツイート数が2万5088となり、秒間ツイート数の世界記録を達成。その後、13年1月の「あけおめ」が3万3388ツイートと世界記録を塗り替えたが、同年8月の「ラピュタ」放送で14万3199ツイートとなり、再び世界一となっていた。今回も世界新となるか、ツイッター公式の発表が待たれる。
今回のテレビ放送は2013年8月以来2年半ぶりの放送。空から降ってきた少女・シータと、シータを助けた少年・パズーが空に浮かぶ幻の島「ラピュタ」を巡り、冒険に出るファンタジー作品。宮崎駿監督により1986年に公開された。